先生に歌った一曲

私にとっての思い出の一曲は、カーペンターズの『 Top of the world』という歌です。
中学一年生の三学期も終わりに近づいてきたある日のことでした。
終業式の日に、先生にサプライズで感謝の気持ちを込めてなにか歌を歌おうということになりました。

 

そして、音楽の授業の時に、クラスメイトの皆と音楽の先生とで相談して、決まった歌がこの『 Top of the world』という歌でした。
それから音楽の授業の時に、少しばかし練習時間を取らせてもらって、先生のピアノ伴奏にのせて、皆で練習しました。
初めの内は、洋楽を歌うのは初めてだったので、皆ぎこちなさがあり歌声もまとまっていませんでしたが、日が経つにつれ、皆の気持ちが合わさってゆくにつれ、歌声もまとまってきました。

 

少し英語の読みに慣れて、スムースズに歌えてくるようになったことも、とても嬉しかったです。
そして、終業式。
中学一年生最後の日。

 

先生の話が一通り終わり、先生が『さようなら』と言う前のタイミングを見計らい、皆で先生の周りに集まり(先生は、何事かととても驚いていました)、皆で『 Top of the world』を歌いました。
先生はとても嬉しく感動したらしく、終始、ハンカチで涙を拭っていました。
そして歌い終えた後、先生が鼻をすすりながら『皆、ほんまにありがとうな』と、とても嬉しそうに言ってくれました。

 

この時の皆のとても嬉しそうな笑顔が今でも忘れられません。
本当にいい思い出になった、中学一年生の三学期の終業式の日の出来事でした。